所有権のついていたバイクの名義変更のポイント

バイクの名義変更をしようとしたら
所有権がついていた!

バイク名義変更の
ワンポイントアドバイス

バイクを譲り受けるまえにしっかりと書類上の所有者を確認しましょう!

オークションや友人から譲ってもらったバイク、いざ名義変更をしようと思い車検証を確認したら所有者がバイクやさんになっていた!どうしよう?

車検証を見たら使用者は個人名だが、所有者はバイク屋さんになっているケースはよくあります。
このケースはバイク購入の際、ローンで買った場合などで、ローンが完済するまで担保としてバイクの所有権、所有者名義をオートバイ屋さんやクレジット会社にしてあるものです。通常ローン完済後には所有者を自分の名前にするためバイクの名義変更手続きをするのですが、そのままになっている場合が非常に多いです。

ご本人はローンを払い終わっているので大丈夫と思っているかもしれませんが、所有権解除手続きをしていない以上、そのバイクは車検証に載っている所有者、つまりバイク屋さんの所有物になります。当然名義変更には所有者の捺印が必要です。現所有者がバイク屋さんの場合は、会社の捺印が必要になります。

令和5年より車検証がチップ入りになったため、書類上に所有者の氏名、住所、車検の有効期間などが記載されなくなりました。詳しい登録情報は自動車検査証記録事項という別紙に書いてありますがお手元にない場合はスマホの車検証読み取りアプリで登録状況を読み取ることができます。
国土交通省の車検証読み取りアプリはこちら
https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/user/application

オークションに出品する場合は、問題なくバイクの名義変更ができるようにしてから出品するのが出品者のマナーです。こうした場合は名義変更には、所有者の書類が必要なので売主に連絡して所有者の書類を手配してもらいます。通常、使用者本人であれば、本人あてに郵送してもらえるはずです。